関東から福岡に戻り地元の田川病院へ

新卒で入った関東の病院は約1,000床と大規模でした。同期も100人。11月までみっちり研修を受けた後は救急外来に配属されて夜勤もスタートしました。新型コロナ感染症が流行した直後だったので、現場の感染対策の運用も日々変わっていくような状況でした。

田川に戻るきっかけは、新型コロナです。持病のある家族をサポートしたいという気持ちが強くなり、Uターンを決めました。地元に戻るなら、看護学生時代の実習先だった田川病院がいいと思っていたので迷いはなかったです。

地元の田川で活躍する看護師を目指す！

現在は田川病院のHCUに勤務しています。重症の患者さまが多く入退院も激しいので忙しさはありますが、処置や医師のサポート業務が中心だった関東の病院時代と比べて、患者さまと触れ合う楽しさや看護師としてのやりがいを感じています。脳梗塞で意識のない状態で運ばれてきた患者さまが少しずつ回復していき、話せるようになりリハビリに励む姿を目の当たりにすると、「看護師になってよかった」と実感します。

看護師歴２年で病棟経験もなかったので、多少の不安はありましたが、プリセプターのもとで1年間、丁寧に指導していただきました。ベテランや中堅の先輩たちも気にかけてくれ、気さくに話しかけてくれるので職場に溶け込むこともできました。また、自分に足りない技術については、新卒に交じって研修を受けられるように配慮してくれたので安心して学ぶことができました。

将来的には、認定看護師の資格を取って得意分野を磨き、地元のために活躍したいです。

慢性期 療養型病院での経験しかない人でも大丈夫！

田川病院を選んだ理由は「急性期が学べる」「がん診療拠点病院でがんの看護が学べる」ことです。慢性期の療養型病院での経験しかなかったのですが、面接のときにそのことを伝えたら、新卒と同じ研修を受けさせていただきました。私と同じように、急性期の経験を積みたいけれど不安…と感じている方には、田川病院はピッタリですよ。

現在は、整形外科がメインの病棟に所属しているのですが、看護師、整形医、麻酔科医、ソーシャルワーカーなど多職種が一致団結してチームで患者さまを支えています。医師も気さくで質問しても気軽に教えていただけるので助かっています。休憩時間には冗談を言い合うなど、人間関係が良いのも働きやすさにつながっています。

チームワークはバッチリ！ママさんナースにありがたい配慮が満載の病院

プライベートでは、田川病院へ転職後に2人の子どもを出産し、産休育休を取得。今は4人目がお腹にいるので、もうすぐ3回目の産休育休をいただく予定です。復職時も復帰しやすいようにという配慮から、元いた病棟に戻してもらえるので安心です。

ママさんナースに優しいところや、スタッフみなの人柄の良さも田川病院の良いところです。2回の産休育休を経験していますが働きづらさを感じたことはありません。

患者さまひとり一人と時間をかけて向き合う看護

以前働いていた病院は、毎年新卒が60名ほどが入職し５年の間に約半数が辞めていくような職場でした。慢性的な人手不足で１日が目まぐるしく過ぎる日々。私のスキル不足もあって、患者さまとじっくり関わることができませんでした。

転職のきっかけは結婚ですが、もっと患者さまひとり一人と時間をかけて向き合う看護がしたいと思ったのも要因です。今は一般病棟に所属し、担当病室の患者さまを術前術後のケアからリハビリ、退院まで一貫して看ることができます。「自分がやりたかった看護」を実践できているので充実した毎日です。

目指せ！特定看護師。資格支援制度を活用して空き時間に日々勉強中

今は子育て中なので、日勤帯だけの勤務にしてもらっています。夜勤のスタッフには申し訳なく思う気持ちもありますが「お互いさま」と師長をはじめ、みなが声を掛けてくれるので、気持ち的に非常に楽です。退社しづらい、休みづらいということも一切感じないので、スタッフのみなには本当に感謝しています。

夜勤をしない分、今はスキルアップに努めています。認定看護師資格支援制度を利用し、子どもを寝かしつけた夜9時半から、自宅でe-ラーニングの特定行為研修を受けています。資格を取得し、フルで働けるようになったら、次は私がみなをサポートします！！